院長ブログ

HOME 院長ブログ 突然、気になる歯(噛み合わせ)の違和感と、最初から自覚できない永久歯の悪いかみ合わせ。

突然、気になる歯(噛み合わせ)の違和感と、最初から自覚できない永久歯の悪いかみ合わせ。

保健治療と矯正歯科治療に長年携わってきた還暦に近い健康オタクの歯科医師が明かす「噛み合わせ」の真実。  

ネット上では、様々な「噛み合わせ」の解説があふれています。しかし、なぜか回答の内容がぼやけていて、心に響かないことがよくあります。例えば「噛み合わせ」は、保健医療機関、矯正歯科専門医療機関では、通常、ルールも検査もありません。なぜなら、「悪い噛み合わせとは何か?」も知らない、「悪い噛み合わせ」を違和感として感じることもできない、専門家でもない「皆様」が、単に「違和感がない」という判断で「噛み合わせ」を決めているからです!そのため、これらの医療機関では「噛み合わせ」に、ルールも検査も必要ありません!皆様ご自身が「噛み合わせ」のルールであり、歯科医師は「噛み合わせに違和感がある・なし」を皆様に尋ねるだけで、時短、手間いらずに「噛み合わせ」は決まります。リーズナブルな料金に相当する「簡易版噛み合わせ」を提供しているだけです。さて、皆様の90%は、16歳頃、永久歯が生え揃った段階ですでに「複数の奥歯の悪い噛み合わせ」を組み合わせて持っています。しかし、皆様は、どんなに酷い「噛み合わせ」であっても、この永久歯が生まれながらに持つ「奥歯の悪い噛み合わせ」を違和感として感じることがありません。なぜなら、永久歯が生まれながらに持つ「悪い噛み合わせ」であるため、治療後の歯や噛み合わせの違和感のように前後で比較する対象が無いからです。そして、皆様はどんなに酷い「噛み合わせ」であっても、ご自身が「悪い噛み合わせである」とは全く思っていないのです。そのため「歯周病の進行」「歯の破折」「顎関節症」の原因がご自身の「噛み合わせ」にあることを、全くもって信じることができないのです。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では、「噛み合わせ」にルールも検査も無いため、もちろん「この事実」が、明らかになることはありません。皆様が良くご存じの「違和感が無い事が、良い噛み合わせ」という考えは、このように矛盾があり、歯やあごのリスク管理において何の役割りも果たしていません。「違和感が無い」ということは保健医療機関、矯正歯科専門医療機関において、皆様が決める「簡易版噛み合わせ」の最低条件に過ぎません。永久歯が生まれながらに持つ「複数の奥歯の悪い噛み合わせ」は違和感を感じないため、通常、治療後も、しっかりそのまま残っています!そのため、これら医療機関の歯科医師は、「皆様」が「感覚」「雰囲気」で決めた「簡易版噛み合わせ」で「歯の予防」ができるとも考えていません。これらの医療機関における歯の予防は、やはり「歯磨き」だけなのです。「奥歯の悪い噛み合わせ」で生じている「歯周病の進行」「歯の破折」「顎関節症」に「歯磨き」は、何の効力も発揮しません。「噛み合わせ」に、お一人様半日という時間をかけて「正確な噛み合わせ」提供する当院は、「歯の予防」は、「歯磨き(細菌、プラークのコントロール)」+「噛み合わせ(噛み合わせの力のコントロール)」と考えています。ちなみに「噛み合わせの力」は、皆様の体重くらいもあり、「奥歯の悪い噛み合わせ」では、体重の10倍にも及ぶ力となります。ところで、1本の奥歯のむし歯の治療をしても「噛み合わせ」が変わることは、通常ありません。それは、多数の治療に関わらない他の奥歯が「噛み合わせ」の体制を維持するからです。(それは、1本の奥歯のむし歯の治療をしただけでは、通常、悪い噛み合わせを治療できないことも意味します)。森の中で、1本の木を切っても森の外観を変える事ができないことと一緒です。「噛み合わせ」というものは、どこまで広範囲にいじれば、変わるのでしょう?具体的には、5番目以降の歯を全部削って治療したり、それを両側に渡って行った場合、奥歯の噛む箇所が一気に無くなり、治療に関わらない他の奥歯だけでは、体制を維持することができなくなります。(被せは、詰め物より、歯の形態が明らかに変わるので体制が変わるリスクを高めます)。さらに、矯正歯科治療のような、すべての歯を移動し、皆様のオリジナルの噛む箇所が全く無くなってしまうような治療も、体制を維持できず「噛み合わせ」が確実に変わります。矯正歯科治療は、「噛み合わせ」を完全にイニシャライズして「噛み合わせ」の体制を全く変えてしまうので、永久歯が生まれつき持つ、皆様が違和感として感じない「複数の奥歯の悪い噛み合わせ」も、すべて治療で取り除くチャンスがあります。しかし、矯正歯科専門医療機関では「噛み合わせ」にルールも検査も無く、最終的に皆様が「違和感が無い」ことを判断に「簡易版噛み合わせ」決めるので、現実的には、取り除く事はできません。また、ほとんどの歯科医師が、口元の歯並びをきれいにすることが「噛み合わせ」を良くすることであると勘違いしていますので、やはり、「奥歯の悪い噛み合わせ」を取り除くことはできません。さて、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関は、様々な歯の病気で苦しむ皆様をリーズナブルな料金で効率よく治療するための場所です。皆様が治療内容によって、どの医療機関を選択するかは、情報を正しく考慮して検討する必要があります。ほとんどの歯科医師は、皆様の治療の窓口である保険医療機関や矯正歯科専門医療機関で働いているため「噛み合わせ」にルールも検査も無い中で治療を行っており「噛み合わせ」の本質を理解していません。そのため、「皆様」が「単に違和感が無い」ことによって決めた「簡易版噛み合わせ」をゴールにしています。皆様は本来の「正確な噛み合わせ」に関する情報がゼロであり、「悪い噛み合わせとは何か?」「正確な噛み合わせの価値」も全くご存じないかもしれません。そして、単にリーズナブルで、それなりの治療を受けられるという理由で保険医療機関、矯正歯科専門医療機関を利用していると思います。これら医療機関のほとんどの歯科医師も皆様も「噛み合わせ治療」とは「単に奥歯の接触をわずかに変える」こと、「口元の前歯の歯並びをきれいに整えること」だと勘違いしているでしょう。なぜなら、「噛み合わせ」の本質がわかっていないからです。「三種の神器を使用した噛み合わせ検査」が、噛み合わせの良し悪しを知る「唯一のファーストチョイスの方法」であることも、ほとんどの歯科医師は、「噛み合わせ」のルールも検査も無い中で治療を行っているため知る由もなく、関心もありません。なぜなら、皆様が「簡易版噛み合わせ」でも来てくれるからです。これらの医療機関の「簡易版噛み合わせ」は、治療結果の質や、歯やあごの将来を保証するものではありません。皆様が治療後の違和感に直面しても、これらの医療機関では、少数の詰め物や被せの装着直後であれば因果関係が明確なので対処可能ですが、矯正やインプラントなど歯列全体に治療が及んだ場合、原因を正確に把握することはできないでしょう。なぜなら、ルールも検査も無いため、常に、皆様の「感覚」を「あて」にしているからです。皆様が違和感の場所を正確に、歯科医師に伝えることができなければ、歯科医師から「少し様子を見ましょう」と言われてしまうでしょう!そして、誰もが直面しそうな問題:「硬い物を噛んだ」「歯ぎしり」「食いしばり」のせいにされ、皆様が納得できない場合は、神経・精神科に紹介されてしまうかもしれません。この未曾有の事実が知られていないことに、皆様は驚くかもしれません。ここでは、保険治療では行うことができない「噛み合わせ」を自由診療で治療する当院だからこそ話せる、突然、気になる歯(噛み合わせ)の違和感と、永久歯が完成した最初から存在する皆様が違和感を感じない「奥歯の悪い噛み合わせ」についてお話したいと思います。話は、くどく長くなるかもしれませんが、なるべくわかりやすくご説明したいと考えております。お悩み解決の糸口になれば幸いです!

歯に違和感を生じる原因。

ここでは、話を限定して、皆様の歯に、虫歯がない、歯周病が進行していないという前提でお話をさせて頂きます。歯に違和感を生じる原因は、以下です。
(1)最近、歯科治療をした。(詰め物、被せ、ブリッジ、インプラント、矯正、抜歯)(歯科治療によって「噛み合わせ」に人工の手が加わり「噛み合わせ」が「急に」変化すると、違和感を感じやすくなります。人工の手が加わわり、治療前後の比較がしやすいからです!矯正治療で「噛み合わせ」が「ゆっくり」完成する場合は、違和感を感じにくいかもしれません。
(2)見た目ではわからない、奥歯の悪いかみ合わせがある。(私達の9割は、16歳頃、永久歯が完成した時点で「複数の奥歯の悪い噛み合わせ」を組み合わせて持っています!しかし、永久歯が生まれながらに持つ「悪い噛み合わせ」であるため、治療前後のように比較できるものは無く、永久歯もゆっくり完成するため、皆様はほとんど違和感を感じることができないかもしれません。
いずれにしても、違和感を感じるメカニズムは、たった1つなので、それをお伝えしていきますね!

皆様の違和感の感じ方。

・左右の歯が均等に噛めていない、あるいは、左右どちらかの歯が常にぶつかる気がする。
・最初にぶつかる歯が滑って全部の歯が噛む。
・全部の歯が、同時に接触していないのがわかる。
・特定の歯が強く当たって、ストレスを感じる。
・寝ている時、起きる時、姿勢が変わる瞬間に、歯がぶつかる気がする。
・鏡の前に立って、歯を磨く時も、なんとなく、ぶつかっている。食事中も、常に気になる。
・また、違和感のある側の関節では、噛む度に違和感が、耳に伝わり気になります。
・さらに、違和感のある側のお顔の表情が常に、緊張してこわばり、痺れるようになってきます。

保険医療機関、矯正歯科専門医療機関で「噛み合わせ」の違和感が歯科医師に理解されない理由!

皆様は、こんな経験がないでしょうか?
治療後「噛み合わせ」に違和感があると訴えても、結局、原因がわからず「様子を見ましょう」といわれてしまった。うまく噛むことができない辛さを文章でまとめて渡した結果、神経・精神科に紹介されてしまった。また、皆様が、しばしば経験するエピソードとしては「歯科医院では、うまく噛めている気がしたのに、家に帰ってくると、やっぱり嚙み合わせに違和感がある。」これらの結果は、リーズナブルな治療を行う保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では、ありがちなエピソードです。これらの医療機関では、基本的に「噛み合わせ」のルールや検査が無いため「噛み合わせ」のトラブルに関する解決能力が低いと言えます。
詰め物や被せなど急に「噛み合わせ」が変化すると、皆様は治療前との比較がしやすく、違和感として感じやすいかもしれません。1本の詰め物や被せが装着された直後は、因果関係が明らかであるため、再チェックをすれば解決できるかもしれません。しかし、詰め物や被せも2本、3本と増えていったり、インプラントや矯正歯科治療のように、治療が歯全体に及べば及ぶ程、どの歯に違和感を生じているのかが、正確にわからなくなってきます。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では「噛み合わせ」にルールも検査も無いため、皆様が「個人的な感覚」「違和感のある・なし」で「噛み合わせ」を決定しています。「皆様」が「噛み合わせのルール」であるため、「皆様」の違和感は、皆様ご自身が、違和感を感じている箇所や、なぜ、そのような「噛み合わせ」の苦しみを感じているのかを説明しなければなりません。なぜなら、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関には、「噛み合わせ」のルールも検査も無いからです。皆様が違和感の原因を「感覚」で判断し、治療をする箇所を歯科医師に適切に指示しなければなりません。そして、これらの医療機関には、ルールも検査も無いため「皆様」が「感覚」で行った判断が、的確なものかもわかりませんし、皆様のいい加減な判断に対し、適切ではない治療が行われる可能性もあります。違和感を感じる原因の特定は「噛み合わせ」にルールも検査も無い保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では、何の根拠も持つ事ができないため、ほぼ皆様の「感覚」を「あて」にするしかありません。これら医療機関の歯科医師は、皆様と一緒になって(半ば、ほぼ皆様に依存して)違和感の原因を探しますが、検討違いな場所を治療したり、「少し様子を見ましょう!」と言うかもしれません。「噛み合わせ」にルールも検査もなく治療を行うということは、結局、そのような事を意味します。「噛み合わせの良し悪し」をルールに基づき科学的に判断する場合、三種の神器(フェイスボー、あごの関節の軸で噛み合わせを記録したワックス、咬合器)を用いた噛み合わせ検査が必要になります。この検査は「噛み合わせの良し悪し」を診断する唯一無二のファーストチョイスといえます。

三種の神器を用いた噛み合わせ検査が、なぜ唯一無二のファーストチョイスなのでしょう。本来「噛み合わせ」を診査、検査、治療する場合は、必ずルールや基準が必要なのです。三種の神器を用いた噛み合わせ検査では、当然「噛み合わせの取り方」が最重要事項であり、皆様が自由にカチカチ噛む代わりに歯科医師が「噛む位置」を決定します。その基準となる場所は「噛み合わせ」の回転中心である「あごの関節の軸」です。ドアや下あごのように回転して閉じるものには、必ず、回転中心があります!約1世紀という歴史と伝統のある「噛みわせの学問」:ナソロジーが提唱したルール、Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンに従えば、歯科医師は、皆様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」に「噛み合わせ」を誘導・閉鎖し、ワックスで記録を取る必要があります。「噛み合わせ」とは、常に「あごの関節」と調和していなければならないからです。「歯とあごの関節の健康」に配慮した「噛み合わせ」を作っているのは「噛み合わせ」を専門に学び、実践しているほんのわずかな歯科医師だけです!ほとんどの歯科医師にとって「噛み合わせ」は、皆様が「自由にカチカチ噛んで」勝手に決まるものなので「噛み合わせ」とは、歯科医師がコントロールするものでは無く、皆様が勝手に噛んで、勝手に決まるものとなっています!ルールも検査もなく、皆様が決定するものなので歯科医師は、一切干渉もしません。皆様が「違和感なし」と判断すれば、それで良いのです。多くの患者様を捌くには、治療のどこかに必ず省略が必要になります。リーズナブルな料金に相当する価値を提供しているだけなのです。
皆様は保険医療機関や矯正歯科専門医療機関で、「噛み合わせ」の違和感を必至になって伝えようと、緊張した下あごでカチカチ噛み続けます。「高いですか?高くないですか?」の質問の後「一瞬の直感」で「違和感は無いかな?」と判断したのも束の間、家に帰って、下あごがリラックスすると、飲み込みや姿勢の変化で下あごに反射が生じ、下あごがニュートラル・ポジション「あごの関節の軸」の位置に戻ります。そして「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔する「ぶつかる奥歯」が残っていることに気付くのです!(ドアの閉鎖をイメージして下さい。ドア枠に落ちているクギのせいでドアが途中でクギにぶつかり閉じなくなる状態です)。しかし、皆様の下あごは、ドアの軸と異なり前方や左右にもズレることができるため、すべての歯と噛み合うことができてしまい、わずかにぶつかる原因の奥歯を隠してしまいます。「噛み合わせ」にルールも検査も無い保険医療機関、矯正歯科専門医療機関の歯科医師は、この違和感の原因を正確に発見し、対処することができません。皆様がカチカチ噛んで「あごの関節の軸」が前方や左右にズレてすべての歯と噛み合っている位置をB点とします。「あごの関節の軸」で噛む位置をA点とし、A点は噛み合わせや下あごがズレる直前の位置で、回転中心の閉鎖経路を邪魔する「わずかに高くぶつかる奥歯」に接触した位置です。この時、まだ、噛み合わせはズレていないので「あごの関節の軸」も前方や左右にズレていない状態です。このA点とB点の差が大きく、A点からB点にスムーズに移行できない場合、生体はこれを「違和感」として捉えます!この差が大きいと、噛む箇所が2箇所ある、どこでも噛める、どこで噛んだらよいかわからないというようなことが起こります!ルールも検査も無い保険医療機関や矯正歯科専門医療機関では、このような「噛み合わせ」が生まれることは普通にあります。なぜなら、ルールが無く「噛み合わせ」に基準が無いからです。そして、それに追い打ちをかけるように皆様が「自由、気ままにカチカチ」噛んで「噛み合わせ」を決めるため、皆様の「噛み合わせ」は、時としてめちゃくちゃになります。ナソロジーのルールに基づく三種の神器を用いたかみ合わせ検査の証明で決まった「噛み合わせ」では「噛む箇所」は、ルールに基づき歯科医師が「あごの関節の軸」に皆様の下あごに手を添えて「噛み合わせ」を誘導・閉鎖し「健康な歯や被せのぶつかる部分」を削って調整するため「噛む位置」はピンポイント、1箇所だけになります。このようにルールと検査に基づく「正確なかみ合わせ」を時間をかけて作る場合「歯の長持ち」「あごの関節の健康維持」のために「健康な歯の噛む箇所をわずかに削って調整する」ということは必要不可欠となります。「違和感が無い事が、良い噛み合わせ」の世界で生きている皆様にとっては「見た目において問題なく、違和感もない健康な歯を削るなんて」と思うかもしれません。そのように考える皆様の奥歯は、すでに失われているのではないでしょうか?皆様のそのような考えに助けられ「悪い噛み合わせ」は、常に残り続けます。わずかに歯を調整すれば、解決したことが「歯を失うということ」に発展してしまうのです。40歳以降に皆様が歯を失い、保険医療機関はやっとインプラント治療をする機会に恵まれます。保険医療機関と矯正歯科専門医療機関が、半世紀以上かけて皆様に刷り込んだ「違和感の無いのが、良い噛み合わせ」の世界に生きている皆様にとって、ルールと検査のある本来の「噛み合わせ」は「複雑で、何か難しいそう」と思うかもしれません。しかし「噛み合わせ」で歯周病の進行、歯の破折、顎関節症の予防・治療を行うことができます。「噛み合わせ」とは、自分の歯だけで一生噛むことを目的にした学問です!「噛み合わせ」は、専門的な知識、複雑な技術、半日を要する時間を必要とします。ほとんどの歯科医師は、正確な「噛み合わせ」を作ることより、適当な「噛み合わせ」で皆様の歯が壊れることを望むかもしれません。保険治療では、歯を削れば削るほど収益が増えるため、皆様の歯は、歯科医院に行く度に、徐々に小さくなるでしょう。そのことは「噛み合わせの力」で歯を壊す助けにもなります。保険医療機関では、リーズナブルな治療で歯を少しずつ小さくしていき、皆様が適当なタイミングで歯を失い、それによって、やっとお金を使ってでも「インプラント治療を受けたい」と皆様から言って来てくれることを心待ちにしているかもしれません。そうすれば、今までリーズナブルな治療を提供してきた時間が報われるからです。そのため、歯科医師が皆様の歯の将来を守る「噛み合わせ」よりも、皆様の歯が適当に壊れる「ルールと検査の無い噛み合わせ」と「インプラント」をセットにして治療を行うことは賢明です。皆様の歯に対する意識が、歯科医師の歯に対する意識を決めます!「違和感の無いことが、良い噛み合わせ」の神話が崩れない限り、皆様は、40歳以降の適当な時期に「歯を失い」、適当な時期にインプラント治療を受けるという連鎖は続いていくかもしれません!
ご興味のある方は、こちらをご覧下さい。「皆様が自覚できない4つの悪い噛み合わせ」(18分のYouTube)をどうぞ!

ご興味のある方は、こちらをご覧下さい。歯科医師が噛む位置を決める三種の神器を用いた噛み合わせ検査、分析(YouTube4本の15分,15分,18分,6分の再生リスト)。

 

違和感の原因を理解するための考え方。

(1)重要なのは、噛み合わせの出発点である「あごの関節の存在」

ほぼすべての歯科医師は「噛み合わせ」に「出発点」があるとは思っていません。なぜなら、皆様の歯科治療の窓口である保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では「噛み合わせ」のルールや検査がないからです。そのため「噛み合わせ」に「基準」というものが無く、それを検証することもありません。そのような理由で、これらの医療機関では、皆様よくご存じの「違和感が無い」という単なる「個人的な感覚」が「噛み合わせ」のゴールになっています。しかし「違和感が無い」ということは、本来のルールと検査に基づく「誰にとっても、良い噛み合わせ」において最低限の事柄です。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関には「誰にとっても、良い噛み合わせ」というものは、当然ながら存在しません。そして「皆様」が、カチカチ噛めば「個人的な感覚」で「噛み合わせ」は、時短、手間いらずに決まります。これらの医療機関の歯科医師にとって「噛み合わせ」は、歯科医師がコントロールするものではなく、皆様が勝手に噛んで勝手に決まるものなのです。そのため「噛み合わせ」の基準、出発点などは必要ありません。これらの医療機関では、治療がリーズナブルであるということが重要であり、料金に見合った価値を提供するだけです。
しかし、本来「噛み合わせ」とは「体重に相当する噛む力」をコントロールして、自分の歯だけで一生噛むためのルールを科学する学問です。この「噛み合わせ」の学問は、ナソロジーと呼ばれ、アメリカ、カルフォルニアで、今から約100年前に始まりました。1921年にアメリカの歯科医師:マッカラムが、あごの関節の軸が「噛み合わせ」の出発点、回転中心であると提唱し、1970年代には、歯の長持ち、あごの健康維持のための「噛み合わせ」のルールが確率されました。ナソロジーが提唱する「噛み合わせ」の専門的な知識、高度で精密な技術は、歯の病気で苦しむ多くの皆様を早く、安く、簡単に治療するには複雑で時間がかかるため、日本の保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では、最低限のルール「違和感の無いのが、良い噛み合わせ」になっています。

(2)「噛み合わせ」を理解する上で重要な考え:回転して閉じる物(例:ドア、下あご)には軸がある、回転中心がある!

下あごの場合、左右のあごの関節の頭を結ぶ仮想の軸があります。

これは、目に見えない軸ですが、姿勢など健康(体幹)にも関わる身体の重要な軸の1つです。また、人が唾を飲み込んだり、姿勢が変化したり下あごに反射が起こると、この「あごの関節の軸の位置:ニュートラルポジション」に戻るため「あごの関節の軸」は、常に、人の重要な生理的な位置なのです。ちなみに、あごの関節の軸の位置とは、あごの関節の軸を回転中心として、ドアがドアの軸で閉じるように、下あごがあごの関節の軸で回転だけし、前方や左右にズレていない状態です。
回転して閉じるもの(例:ドア、下あご)には軸があり、この軸を回転中心として閉じれば、いつも決まった一箇所の位置に正確に閉じることができます。ドアは、ドアの軸により整然とドア枠に収まり、一方、奥歯には多数の凹凸がありますが「あごの関節の軸」を回転中心として閉じれば、ピンポイントに1箇所で噛むことができます。しかし、ドア枠に小さなクギが落ちていたり、治療後の詰め物や被せ、はたまた、私達の9割が永久歯が生え揃った時点で持つという「わずかにぶつかる奥歯」が「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔していると、閉じる前にぶつかります(下図の状態)。ドアの場合、クギにぶつかった瞬間、ドアは閉じるのを止めてしまいます。また、治療後の詰め物や被せ、永久歯が生まれながらに持つ「わずかにぶつかる奥歯」は、噛み合わせを専門とする歯科医師が皆様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」に「噛み合わせ」を誘導・閉鎖した場合に限って、右下図のように閉鎖経路を邪魔する「わずかにぶつかる奥歯」を発見することができます!
次のビデオは、歯科医師が、顎関節症患者様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」に誘導・閉鎖し「わずかにぶつかる奥歯」を発見した場面を紹介しています。この患者様は「わずかにぶつかる奥歯」の存在に違和感を感じていません。患者様の歯(噛み合わせ)と「あごの関節の軸」は、一瞬で左にズレて、すべての歯と噛み合うことができています。そして「わずかにぶつかる奥歯」を一瞬で許容し、隠しているのです。

一方、保険医療機関や矯正歯科専門医療機関のように「噛み合わせ」を決める際、皆様が自由にカチカチに噛んでも、通常、右下図のような状態で「噛み合わせ」が途中で止まったりはしません。そのため「わずかにぶつかる奥歯」を決して発見することはできないのです。なぜ、下あごは(噛み合わせ)は、ドアのように途中で止まったりは、しないのでしょう?

(3)ドアの軸と、関節の軸の違い。

皆様が自由にカチカチ噛んだでも、口の中では、前項の右図のように「噛み合わせ」が途中で止まったりはしません。なぜなら、ドアの軸は、回転しかしませんが、関節の軸は、アイーンと前方にも、左右にも動くからです。そのため「あごの関節の軸」には、生体ならではのあそびがあるとも言えます。「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔する「わずかにぶつかる奥歯」があっても「ぶつかった一瞬で」「下あご(噛み合わせ)」と「あごの関節」は、同じ下あごであり、一体として前方や左右に容易にズレて「わずかにぶつかる奥歯」を許容し、すべての歯と噛み合うことができてしまいます(手品ですね!)。
「噛み合わせ」の出発点、回転中心である「あごの関節の軸」の位置を「A点」とし、そこから一瞬でズレて「すべての歯が噛む」位置を「B点」とします。これら2つの「噛む位置」がスムーズに移行しない場合、皆様は「違和感」として認識しています。B点は、下あご(噛み合わせ)がズレていますが、同じ下あごである「あごの関節の軸」も一体としてズレています。このように「あごの関節の軸」が不安定になることによって顎関節症になります。

上図を皆様は、噛む箇所が2箇所ある、どこでも噛めるという捉え方をします。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関において人工の手が加わり過ぎてしまうと、左図のA点でも、それなり噛めるようになってしまい、どっちがオリジナルの自分の噛む位置か、皆様はご自身の本来の噛む位置が全くわからない状態になります。そして、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では、ルールも検査も無く、皆様が単に「感覚(違和感が無い)」で「噛み合わせ」を決めますので、A点を信じたらよいのか?B点を信じたら良いのか?歯科医師は何の指針も皆様に示しません。そして、これらの医療機関には「噛み合わせ」にルールも検査も基準も無いため、歯科医師は皆様に違和感さえなければ良く、どこで噛もうと一切関知しませんし、興味もありません。しかし、本来の「噛み合わせ」の学問:ナソロジーが提唱する真の「噛み合わせ」の位置は「あごの関節の軸」の位置であるA点です。三種の神器(フェイスボー、あご関節の軸で噛み合わせせを記録したワックス、咬合器)を使用した噛み合わせ検査では、歯科医師が皆様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」で「噛み合わせ」を記録し、皆様が苦しんでいる事柄を「見える化」してお示しすることができます。また「噛み合わせ治療:噛み合わせの調整」においては、治療中繰り返し、歯科医師がリアルタイムで皆様の下あごを「あごの関節の軸」に誘導・閉鎖し「わずかにぶつかる奥歯」を発見します。そして、健康な歯や詰め物、被せなどの噛む箇所をピンポイントに調整して、皆様が苦しむ2つの噛み合わせを、1つにまとめます。しかし、保険医療機関や矯正歯科専門医療機関では「噛み合わせ」にルールも検査も無く「噛み合わせ」に「あごの関節の軸」という基準もありません。そして、皆様が自由にカチカチ噛んで基準も無く「感覚」で「噛み合わせ」を決めるため「原因のわずかにぶつかる奥歯」を科学的に発見、治療することもできません。そして「わずかにぶつかる奥歯」は、常に放置されています。「違和感の無い事が、良い噛み合わせ」という世界に生きている皆様は「噛み合わせ」を常にご自身の「感覚」で決めています。そして、歯科医師は「違和感があるか・ないか」を皆様に伺うだけで、皆様の「噛み合わせ」に一切責任を負いません。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関の歯科医師が「奥歯の悪い噛み合わせ」を発見してくれることは決して無いのです。そのため、皆様が感じた歯(噛み合わせ)の違和感は、常に皆様ご自身の「感覚」だけがあてにされ、皆様が正確に原因の箇所を「感じ当てる」ことができなければ、歯科医師に間違った箇所を治療されたり、最後は「少し、様子を見ましょう」と言われてしまうのです。「噛み合わせ」にルールも検査も基準も無いということは、そのような事を意味しています。そして、9割の人が持つというこの「奥歯の悪い噛み合わせ」が、歯周病の進行、歯の破折により歯茎の腫れを引き起こし「歯を失う」「顎関節症になる」原因となっているのです。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では「噛み合わせ」にルールも検査も無いため、歯の予防は、歯磨き(細菌、プラークのコントロール:ホームケア)だけとなっています。一方、当院のような噛み合わせを専門とする医療機関では、歯の予防は「歯磨き」と「噛み合わせ(噛み合わせの力のコントロール:歯科医師によるプロフェッショナルケア)」と考えています。
いずれにしても「歯の違和感の正体」:違和感を生じるたった1つのメカニズムは「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔する見た目では分からない「わずかにぶつかる奥歯」(例えるならドア枠に落ちているクギ)です。永久歯が生まれながらに持つ「わずかにぶつかる奥歯」であれば、皆様は違和感も感じないかもしれません。
繰り返しになりますが、この「わずかにぶつかる奥歯」は、保険医療機関や矯正歯科専門医療機関のように皆様が自由にカチカチ噛んでも発見はできません!なぜなら、皆様が自由にカチカチ噛んでも「わずかにぶつかる奥歯」に接触すれば、一瞬で前方や左右にズレて、すべての歯と噛み合うことができてしまうからです。皆様は、なるべく多くの歯が接触し、安定して噛める居心地の良い場所を探して噛もうとします。それが「あごの関節の軸」ではないことが、往々にしてあるのです。「わずかにぶつかる奥歯」の発見には「回転して閉じるものには軸がある」という考えが必要で「噛み合わせ」のルール、回転中心が「あごの関節の軸」であるという基準が必要なのです。しかし、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関の歯科医師は、皆様が自由にカチカチ噛んで「噛み合わせ」は勝手に決まるため「噛み合わせ」の出発点を全く意識していません。皆様が勝手にカチカチ噛んで、勝手に「噛み合わせ」は出来上がると考えているのです。皆様が「噛み合わせ」のルールです。一生自分の歯だけで快適に噛める「噛み合わせ」を目指すには、歯科医師が皆様の下あごに手を添えて、下あごを「あごの関節の軸」に誘導・閉鎖して「わずかにぶつかる奥歯」が残っていないかを探す必要があります。また、三種の神器を用いた噛み合わせ検査では、同様の手法で「あごの関節の軸」に皆様の「噛み合わせ」を誘導・閉鎖してワックスに記録を取ります。歯の違和感の原因や違和感も感じない「奥歯の悪い噛み合わせ」を取り除くためには、軸の閉鎖経路を邪魔する数ミリ~ミクロン単位に「ぶつかる奥歯」を精密に調整し「あごの関節の軸」で、すべての歯が同時に、同じ強さで接触する必要があります。そのため、治療の際も、検査と同様に歯科医師は、常に、皆様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」に誘導・閉鎖し続け「わずかにぶつかる奥歯」をリアルタイムで発見しながら調整していきます。皆様が、快適に「あごの関節の軸」で噛めるまで調整を続けます。このように本来「噛み合わせ」には「あごの関節の軸」という基準があり、歯周病、歯の破折、顎関節症の予防・治療のためには、虫歯がなくても健康な歯の噛む箇所をわずかに削って調整する必要はあるのです!特にすべての歯を移動する矯正歯科治療では、針金とゴムの力だけでは「あごの関節の軸」に、すべての歯を同時に同じ強さで接触させることは基本的に不可能です。皆様の「噛み合わせ」がそれでもそれなりに噛み合っているように見えるのは、皆様の下あごが「あごの関節の軸の閉鎖経路を邪魔するわずかにぶつかる奥歯」に接触した一瞬で、前方や左右にズレて、全ての歯と噛み合うことができてしまうからです。この精密な調整を行わない事が、術後の顎関節症や40歳以降に生じる歯周病や歯の破折の原因になっているのです!
もし「あごの関節の軸」の回転中心の閉鎖経路の「わずかにぶつかる奥歯」が放置されていたらどうなるでしょうか?ドア枠にクギが放置されたドアを毎日閉じていたらどうなるでしょう?想像してみて下さい。クギと無駄に接触している部分のドアとドア枠にキズを生じていくでしょう。そして、それによって揺さぶられたドアは、ドアの軸を壊して緩ませていきます。同様に、原因の奥歯にも無駄な力がかかっており、歯周病を進行させ、歯を破折し、揺さぶられた下あごは、あごの関節を壊して緩ませ、顎関節症になるのです。「噛み合わせ」とは「あごの関節の軸」を指します。「噛み合わせ」と「あごの関節」は表裏一体です。それは、顎関節症を持っている人には、歯周病の進行、歯の破折も起こり得ることを意味します。
ドアは、平坦な面同士で合わさりますが、かみ合わせの場合、奥歯は沢山あり、それぞれに複雑な凹凸を持っているので「あごの関節の軸」1箇所で、すべての歯が同時に同じ強さで接触することは、奇跡に近いことといえます。しかし、その「神合わせの奇跡」を作るのが、噛み合わせを専門とする歯科医師の仕事であり、当院が実践している治療です。三種の神器を用いた噛み合わせ検査は、たとえ皆様に違和感が無くても「わずかにぶつかる奥歯」を見逃しません。この模型分析を根拠に、クギを取り除きます。皆様の9割は、永久歯が完成した時点で最初から存在する「わずかにぶつかる奥歯」に違和感を感じにくく、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関においては「噛み合わせ」にルールも検査も基準も無いため、永久歯が生まれながらに持つ「わずかにぶつかる奥歯」は、一生治療されることはありません。決して発見されることもなく、常に放置され、皆様の歯とあごを静かに破壊します。

(4)原因発見の考え方と、保健治療で「噛み合わせ」を診る限界

皆様が自由にカチカチ噛んだ後では、すでに犯人(あごの関節の軸の閉鎖経路を邪魔するわずかにぶつかる奥歯)は隠れおり(前項、B点の状態)、事件終了後の現場を見ているのと一緒です。
どの奥歯が犯人か?確認することはできません。できれば、原因の奥歯がぶつかった瞬間のスクープ映像を撮って、現行犯逮捕をしたいのです!すべての歯がかみ合わさって、あごの関節がズレた後ではなく、関節がズレる直前の、違和感の原因の歯にぶつかった瞬間(A点の状態)のスクープ映像を捉えたいです!
そして、原因の歯が他の歯よりも先にぶつかる瞬間のスクープ写真を撮って、
皆様に客観的に「見える化」することができれば、情報の共有ができます。
でも、実は、このスクープ写真を撮ることは可能で、当院では、沢山、ホームページに挙げています。歯科医師が皆様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」に誘導・閉鎖する三種の神器を用いたかみ合わせ検査で「あご関節の軸」が、その「あそび」で前方や左右にズレないように慎重に噛み合わせをワックスで記録して、原因を模型分析で判明し、治療前に患者様にお示ししています。この一連の作業は、噛み合わせの専門的な知識と技術を必要とします!

(上記写真の補足説明:「噛み合わせ検査」が捉えた1枚のスクープ写真。ぶつかった瞬間の奥歯を発見!患者様は、顎関節症ですが、この奥歯の存在に気付いていませんでした!(保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では通常、行われることがない「三種の神器を用いた噛み合わせの検査」は、患者様が自覚できない身体、歯、あごの違和感の原因である奥歯の悪い噛み合わせを見逃しません!また、患者様の「感覚」に依存することなく「奥歯の悪い噛み合わせ」が残っていないかを検証します!「治療終了後」にこの検証をしない「すべての治療」は、皆様の「感覚」に頼った「違和感が無い事が、良い噛み合わせ」をゴールにしています。わずかにぶつかる奥歯を発見するつもりは無く、口の中に残し続けます!そして、人は歯を失い、顎関節症になっているのです!当院噛み合わせ矯正治療前①:A点と一緒)
「噛み合わせ」にルールも検査も無いこれらの医療機関では、かみ合わせの問題解決は非常に困難です。そのため患者様がかみ合わせに違和感を感じた時でさえ、原因の奥歯を発見するための検査がありません。保健医療機関でも噛み合わせ治療と称してルールも検査も無く、単に皆様が「感覚(違和感が無い)」に頼った噛み合わせのゴールを作っているだけで、噛み合わせ治療本来の「あごの関節の軸」を起点にした噛み合わせを作ってはいません。ただ単に違和感の無い「噛み合わせ」を作っているだけなのです。保健治療で、1本or2本の虫歯の治療を行う時でも、微妙にかみ合わせが変わる可能性はあります。しかし、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では、治療の開始に先立って、最新式のレントゲンCT撮影をすることはあっても、術前に「三種の神器を用いた噛み合わせ検査」をすることはなく、治療前も、治療中も、治療終了後も、噛み合わせの良し悪しを一切確認していないのです。そして、歯科医師自身が奥歯の悪い噛み合わせが何かも知らず、皆様に伝えることもありません。なぜなら、皆様ご自身が「噛み合わせ」のルールであり、検査が無くても「感覚」「違和感のある・なし」だけで「噛み合わせ」は決まるからです。

(上記の写真の補足説明:患者様が無意識に習慣的にカチカチ噛む位置。患者様は、無意識に噛み合わせとあごの関節の軸をズラして噛んでいます(下あごの歯と下あごの関節は、一体であり一緒にズレます)。この噛む度にズレる関節が、筋肉に炎症を引き起こし、軟骨をズラし、顎関節症の原因になります!当院噛み合わせ矯正歯科治療前②:B点と一緒。①から②へ噛み合わせが一瞬でズレて、すべての歯が噛み合っています)。
「噛み合わせ検査の目的」は、関節やドアの閉鎖経路を邪魔するものがなく、それらが整然と閉じ、しっかり噛みしめたり、ドアを閉じた時に、関節やドアの軸がズレて負担がかかっていないことを調べるものです。「噛み合わせ」とは「あごの関節の軸」を診ることなのです。「あごの関節の軸」で「すべての歯が同時に同じ強さで接触している」のであれば「噛み合わせ」と「あごの関節」は、調和しており、両者は互いにwin-winの関係にあるのです。「噛み合わせ」という学問は、これを見ています。保健医療機関、矯正歯科専門医療機関には、「かみ合わせ」のルールも検査も無いため、皆様は、あたりまえの治療が行われ、良い噛み合わせになっていると信じているだけなのです!

(上記の写真の補足説明:上記①②の噛み合わせ矯正歯科治療後の状態:「関節ファーストに噛み合わせが作られ「あごの関節の軸」の閉鎖経路上にぶつかる奥歯がなく(クギがない状態)。治療終了後にも再度、三種の神器を使用した噛み合わせ検査を行い「あごの関節の軸」で「すべての歯が同時に同じ強さで接触している」かを検証して治療を終えます。上記3枚の写真はすべて同じ患者様です。)

(5)親知らず抜歯後、かみ合わせに変化を感じるのはなぜ?

私が、まだ、駆け出しだった頃、親知らずを取った患者様から、
かみ合わせが変わった感じがすると、言われたことがあります。
私は、まだ、卒後数年で、うまく、その質問に回答できませんでした。
しかし、現在、考えて言えることは、抜歯した親知らずが「あごの関節の軸」で閉じる閉鎖経路を、
最初にぶつかって邪魔をしていた存在だったということです。
ドアで例えるなら、親知らずの存在が、ドアが閉じる途中の小さなクギだったということです。
そのため、閉鎖経路上の小さなクギがなくなって、かみ合わせが変化したと考えられます。
これは、良い方にかみ合わせが変わったといえます。
私は、現在、親知らずの抜歯を行う前に、ケースによっては、
良い変化であったとしても、噛み合わせが変わる可能性があることを患者様にお伝えしています。

「違和感の次に」あるいは「違和感なしに」起こってくる症状。

患者様が、自覚することが困難な悪い噛み合わせの1つ:「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない」の場合「あごの関節の軸」で閉じると「わずかにぶつかる奥歯」があり、一瞬でかみ合わせがズレた結果、下のあご歯と一体になっている下あごの関節も、わずかにズレて無理がかかった状態になります。その後、そのわずかにぶつかる奥歯やあごの関節には、どんな症状が発生してくるのでしょう?次に記していきます。
歯の症状:皆様が自覚できない悪いかみ合わせでも、最初にぶつかる奥歯には、体重の10倍もの暴力的な力がかかっています。(下記の図のような状態です。)そのため、その歯に虫歯がないのに、歯がしみる、ひどく痛む、歯ブラシを頑張っているのに歯茎が腫れる(歯周病が進行する、歯が突然割れる)ということが起こってきます(これらはどれも皆様の永久歯に最初からある悪い噛み合わせが引き起こすサインです)。
歯以外の症状:ぶつかる奥歯のために、食事中、下あごの歯が繰り返しズレると、一体となっている下あごの関節も一緒にズレます。そして、関節や下あごについている筋肉に炎症が生じてきます。
何もしていないのに、痛みが出たり、患部を押すと痛みが出たりします。また、口を開く時、痛みが出たりします。首の筋肉も下あごに付いているため、同様の痛みを生じ、肩こりとして現れたり、首が回らなくなってきたりします。さらに、下あごに付いている筋肉は、頭部にも伸びているため頭痛として症状が出ることもしばしばあります。さらに「あごの関節の軸」で自然に噛めないことが、お顔の表情に影響して、お顔のゆがみ、痺れなどを引き起こします。お顔のマッサージや、ヒアルロン酸の注射などの対症療法を行う前に、見た目ではわからない奥歯の悪いかみ合わせがないか、検査することをお勧めします。
一方、関節に対する変化をお伝えします。「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない」場合、前歯と下あごの関節の間で、ぶつかる奥歯がてこの支点になり、食事中、噛む度に関節が、シーソーの様に上下に揺さぶられます。そのようなことを繰り返していると、あごの関節の構造が、壊れてきます。

まずは、下図のように軟骨がズレてきます。

通常、前方にズレます。そうすると、今まで、関節と軟骨は、シンクロして一緒に動いていたものが、
今度は、前方にズレた軟骨を関節が追いかける形になります。そして、追いかけて軟骨に乗った時、
カクッと音が鳴るようになります。この状態が長く続くと、もはや関節が軟骨に乗ることができなくなって、
関節は動くことができなくなります。そして、音が鳴らなくなったと思ったら、口も開かなくなるという状態に陥ります。また、座布団である軟骨を失った、あごの関節は、コンクリートの上に直に正座した様な状態になるので、関節の表面骨が変形してきます。軟骨のズレやあごの関節の変形は、かみ合わせの悪い、中学生位でもすでに始まります。早めのかみ合わせ治療は、軟骨の位置が正常に戻るのに良い影響を与えると思います。一旦、ズレてしまった軟骨や進行した骨の変形は、放置されていた期間が長いと、元の位置には戻らなくなって、悪いかみ合わせの後遺症として残ります。しかし、かみ合わせ治療を行い「あごの関節の軸」に噛み合わせを作ることで、自覚症状が少なく、快適に食事が摂れるところまで回復することが多いです。
さらに、関節の軸は身体の健康(体幹)に影響し、姿勢などにも影響するため、詳しくは、当院のホームページの「当院の目指す噛み合わせOrganic Occlusion」のページ、「三種の神器を用いた噛み合わせ検査」は、様々な症状の原因を発見します!の項目をご覧ください。

診査、検査、診断

(1)検査の前の口の中の診査。

歴史と伝統のある「噛み合わせ」の学問:ナソロジー発祥の当院の治療コンセプト、Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンは、歯の長持ち、あごの健康維持のために、皆様が自覚できない主要な4つの悪い噛み合わせに焦点を当てて治療します。この4つの悪い噛み合わせは皆様が、自覚しにくいことが悩ましいところです。保険医療機関や矯正歯科専門医療機関では、ルールも検査も無く、皆様が、単にご自身の「感覚」「違和感のある・なし」で噛み合わせを決めているため「本来、違和感を感じることができない悪い噛み合わせ」は全く治療されていません!しかし、悪い噛み合わせが何か?も知らない、悪い噛み合わせを自覚することもできない、専門家でもない皆様が「噛み合わせ」を決めているので、諦めるしかないのです。皆様がお金を払ってでも何とかしたい「見た目」の問題「前歯の悪い歯並び」を「悪い噛み合わせ」にすり替えています!保健治療は、半世紀以上「噛み合わせ」にルールも検査も無い状態で治療が行われており「違和感が無いことが、良い噛み合わせ」を皆様と歯科医師に神話として普及してきました。そのため、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関で働く歯科医師と皆様は「悪い噛み合わせ」というものに全く関心が無いのです。そして、多くの歯科医師は、皆様がお金を払ってでも何とかしたい「前歯の歯並び、叢生、上顎前突、受け口、開咬、八重歯など」を悪い噛み合わせであると、ホーム・ページ上で堂々と説明し、皆様に錯覚を与えているのです。この原因は「噛み合わせ」に関してルールも検査も無い保健治療基準の大学教育しか「噛み合わせ」に対して行われておらず、ほとんどの歯科医師自体が「正確な噛み合わせ」のルールを知らずに治療を行なっており、また、ルールを知らないが故に、ルールを正しく検証する検査もこれまでに行なったことが無いのです。そのため、歯科医師自身が保健治療基準の知識しか無く、皆様同様の知識レベルであり「前歯の歯並びを改善することが、噛み合わせを良くすることであると信じている」のです。しかも、その「噛み合わせ」も皆様が決定し、単に「感覚」「雰囲気」「違和感が無い」がゴールになっています!
さて、当院の治療コンセプトOrganic Occlusionオーガニック・オクルージョンのルールである「すべての歯が同時に同じ強さで接触していない」、「歯ぎしりすると、ぶつかる奥歯がある」は「噛み合わせ」の専門的な知識と技術に熟知していれば、口の中の診査で判明します。
一方、その他のルール
・「身体の中心から見て歯とあごが左右対称に配置されていない」
・「奥歯の凹凸がルールに従ってしっかりかみ合わさっていない」は、診査では判明せず、「三種の神器を用いた噛み合わせ検査」をしなければ判明できません。
次項では、4つのルールの中で最も重要な「悪い噛み合わせ」であり、皆様の歯科治療後の違和感の直接原因となる「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない(あごの関節の軸で噛むと、ぶつかる奥ががある)」について説明します。
この悪い噛み合わせの原因「ぶつかる奥歯」があると、かみ合わせが一瞬でズレます。一体となっている下あごの歯と、下あごの関節は、同じ下あごであり、わずか一瞬で一緒にズレるので、一見、「何事もなく同時に同じ強さですべての歯が接触した」ように見えます。しかし、下あごの歯がズレる(噛み合わせがズレる)ことを口の中で発見することができれば、あごの関節も確実にズレており、そのかみ合わせは「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない」悪い噛み合わせであると判断できます。そのような事実から、次項の項目のタイトルを、「噛み合わせのズレを探し出せ!」とします!

かみ合わせのズレを探し出せ!(皆様が治療後に違和感を生じるたった1つの原因。)

「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない」の状態は、「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔する「わずかに高くぶつかる奥歯」があるからです。そのため、ぶつかった一瞬で、すべての歯と噛み合わさります。この際、下あごの歯と下あごの関節は一体であり一緒にズレて対応します。そのため、診査においては、歯科医師が皆様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」に誘導・閉鎖し、「あごの関節の軸」からズレないように慎重に下あごを誘導します。そして、最初にぶつかる「わずかに高い奥歯」を発見し、下あごの歯がズレることを繰り返し再現できれば、関節も繰り返しズレていることが証明できます。そして「すべての歯が同時に同じ強さで接触していない」という悪い噛み合わせの存在を証明します。皆様が保険医療機関や矯正歯科専門医療機関で行なっている様に自由にカチカチ噛んでも「噛み合わせ」のルールである「あごの関節の軸」で、正確に噛むことはできません。皆様が、自由にカチカチ噛むことは、ドアが軸の回転を無視して閉じることに似ています。その結果、ドアとドア枠は、特定の部分がぶつかり続けキズだらけになるのです!歯の破折や歯周病の進行は、このように発生するのです。

かみ合わせのズレを探し出すには、まず、下あごの筋肉をリラックスさせるところから始めます。
そして、あごの関節の自然な回転軸を意識して、下あごの歯を上あごの歯に静かに合わせます。
合わさったら、患者様に「ギュッ」と噛んでもらいます。
すると、あごの関節の軸の閉鎖経路上にぶつかる奥歯がある場合は、下あごの歯が一瞬でズレていきます。
次のYouTubeは、診査でこの悪い噛み合わせ「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない」を皆様の口の中で発見した約1分の動画です。

常にあご関節の軸をイメージしながら、かみ合わせを診る必要があります。
当院では、このように、検査の前の診査で、原因の歯を特定してしまいます。
検査の時には、もう原因の歯がどの歯であるかは、判明しています。検査は、診査の結果を擦り合わせるために行います。一番大事なのは、私だけがわかっているのではなく、患者様にその結果を「見える化」して客観的にお示しすることです。
診査の結果と、検査の結果が、異なる場合は、作業を何度もやり直して検証します。
なぜなら、快適に噛める「あご関節の軸」で、かみ合わせを作ることが、歯やあごに生じる将来のトラブルを回避し、
ひいては身体の健康(体幹)に重要だからです。
そして、この下あごを誘導したあごの関節の軸、回転中心が、患者様の最終的なかみ合わせを作る上で再現性があり、その位置へ繰り返し誘導できることを確かめておきます。
当院のホームページのトップの写真は、まさに、私が「あごの関節の軸」で、
下あごをリラックスした状態で、下あごの歯を上あごの歯に静かに合わせている瞬間の写真を示しています。

「歯ぎしりすると、ぶつかる奥歯がある」を探せ!

次の診査は、「歯ぎしりすると、ぶつかる奥歯がある」を探せです。このルールは、今回のかみ合わせの違和感とは、直接関連していません。しかし、当院Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンの4つのルールの中で直接「歯を失う」「顎関節症になる」につながるためご紹介しておきます。この悪い噛み合わせの横殴り、暴力的な力が、歯茎が腫れる(歯周病の進行、歯が欠ける、割れる)直接的な原因になります。下写真がその状態です。

このルールは、口元の代表的な悪いかみ合わせ、「前歯が噛まない」「受け口」「八重歯」「出っ歯」に伴うことが多くあります。なぜなら、口元の前歯の配置が、この悪い噛み合わせの発生に影響を与えているからです。
このぶつかる奥歯は、やはり、「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない」と同様にシーソーの支点(てこの支点)となって、歯やあごのトラブルに発展します。この悪い噛み合わせのもう1つ深刻な事は、「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない」場合のぶつかる奥歯は、1本or2本ですが、こちらは、3本or4本にもなる場合があります。そのため、1本歯を失っても、ぶつかるターゲットが、別の歯に移行していき、ぶつかる歯が無くなるまで、根こそぎ奥歯を失う可能性がある恐ろしい悪い噛み合わせと言えます。写真のケースも4本同時に(上下で8本)にぶつかっています。30代、40代ですでに総入れ歯になってしまうような人は、この悪い噛み合わせによることが多いと考えられます。

(2)当院のかみ合わせ検査に必要な「三種の神器」

診査の次はやっと、検査です。当院のかみ合わせ検査に必要な「三種の神器」をご紹介します。
これらは、患者様の歯の長持ち、あごの健康維持につながるかみ合わせを作る上で、必須のアイテムです。
もし、矯正歯科治療や、顎関節治療、かみ合わせ治療の治療中や治療後に、この3種の神器が登場しない場合、皆様の自覚できない4つの悪い噛み合わせは、すべて口の中に残る可能性が高く、歯の長持ち、あごの健康維持に保証がありません。恐らく噛み合わせは、皆様の「感覚」「違和感のある・なし」で決定しています!

フェイスボー

身体の中心を、咬合器にコピー、トランスファーすることができるので、
その手技をフェイスボー・トランスファーと呼びます。
身体の正中、中心の基準をかみ合わせを分析する咬合器にコピーすることで、治療前に身体の正中を基準として、歯やあごがどれだけズレているか?また、治療中では、どの程度改善されているか、治療後は、歯とあごが概ね左右対称に配置できたかを最終チェックします。

関節の軸で噛み合わせを記録したワックス。

先程の診査のやり方と同様の方法でワックスを用いた記録を取ります。歯科医師が「あごの関節の軸」に「噛む位置」を決定します。
術前検査において「あごの関節の軸」で、どのように上下の歯が接触するかを知り、表裏一体である
「かみ合わせ」と「あごの関節」が調和しているか「あごの関節の軸」の閉鎖経路上にわずかにぶつかる奥歯がないかを発見します。これは、ドアが、ドアの軸で秩序を持って整然と閉じることに似ています。「噛み合わせ治療」とは、単に、歯の接触を改善することではなく、歯の接触の改善を通してあごの関節の揺さぶりを取り除き「噛み合わせ」を通して「あごの関節」との調和を図ることです。そのような理由で、顎関節症を治療することができ、歯周病や歯の破折から根拠を持って歯の予防を行うことができるのです。「噛み合わせの良し悪し」とは、「あごの関節の状態の良し悪し」なのです。そのような理由で「噛み合わせ」で、顎関節症になってしまうのです。

咬合器

咬合器は、ある意味、ドアの軸と同じ、金属でできているので、生体のように、勝手にあごの関節がそのあそびでズレたりはしません。そのため、明確に犯人をつきとめ、原因の歯がぶつかる瞬間のスクープ映像を撮らせてくれます。
また、この位置から、患者様が、習慣的にカチカチ噛んでいる位置も教えてくれるので、両方の情報を知ることができます。最終的なかみ合わせは、この咬合器を使用し、予知性をもってミクロン単位まで調整し精密に仕上げます。「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔する奥歯があれば、その歯がてこの支点になってシーソー現象を引き起こし、あごの関節をズラして揺さぶり、関節に無理がかかっていることを教えてくれます。

身体の健康(体幹)に重要な軸の1つである、あごの関節の軸がズレることは、すべての歯とあごのトラブル、
引いては姿勢、頭痛、肩こり、腰痛など全身のトラブルに発展します。
また、かみ合わせの違和感などを生じ、自然に、快適に噛むことができなくなります。
そのため、矯正歯科治療のような、すべての歯を移動し、かみ合わせを完全にリセットしてしまう治療は、歯科治療の中で、最も治療後に「歯の違和感」「歯を失う」「顎関節症」を引き起こす可能性が高いため、悪い噛み合わせの存在を、「三種の神器を用いた噛み合わせ検査」で確認しておくべきなのです。矯正歯科治療では、皆様もよくわかる口元の前歯の悪い歯並びは改善されます。
しかし、矯正歯科治療が、見た目だけで行われた場合、皆様が自覚できない4つの奥歯の悪い噛み合わせのすべて治療後も残っています。そのため、「悪い噛み合わせが何か?を知らない」「悪い噛み合わせを自覚することもできない」「専門家でもない」皆様が、「噛み合わせ」を決定することは非常に危険なのです。
矯正歯科治療後のかみ合わせが、気になるような方はご相談下さい。
当院で行う検査は、患者様の微細なかみ合わせの違和感も見逃さない精密な検査です。
仮に患者様に違和感すらなかったとしても、微妙なかみ合わせの左右差、関節の軸のズレを見逃しません。
保険治療では、もちろん同様の検査はありません。

治療

皆様の歯(噛み合わせ)の違和感が、治療直後(詰め物、被せ、矯正、インプラント)で因果関係が明確な場合は、その部分を再チェックしてもらえば済むかもしれません。しかし、皆様の治療が矯正治療など歯列全体に渡り広範囲であればあるほど、原因の歯を発見することはできない可能性があります。なぜなら、保険医療機関や矯正歯科専門医療機関の「噛み合わせ」には、ルールも検査も無く、皆様が「噛み合わせ」を一瞬の「感覚」「違和感のある・なし」で決定しているため、歯科医師は一切皆様の「噛み合わせ」の実情を理解していないからです。「噛み合わせ」にルールも検査も無い以上、これらの医療機関の歯科医師が明確に原因の部位を探し当てることは不可能なのです。そのような治療を日頃から行っており「悪い噛み合わせ」を発見する訓練もされていないからです。そして、これら医療機関の「噛み合わせ」は常に「皆様」の「感覚」を「あて」にするのです。なぜなら、皆様が一瞬の直感、「違和感のある・なし」で決定した「噛み合わせ」だからです。皆様が正確に違和感の部位を伝えることができなければ、歯科医師は「少し様子を見ましょう」と言うでしょう。また、皆様の訴えが複雑な場合、精神・神経科に紹介するかもしれません。さらに、誰にでも起こりそうな事象「硬い物を噛んだ」「歯ぎしり」「食いしばり」を理由に「歯の違和感」をかたずけられてしまうかもしれません。
一方、90%の人が、永久歯が完成した時点から持っている「複数の奥歯の悪い噛み合わせ」は、皆様の歯科治療の後も、そっくりそのまま残ります。なぜなら、皆様は「奥歯の悪い噛み合わせ」を、違和感として感じることが無いからです。そのため「違和感の次に起こってくること」が現実として始まる可能性があります。皆様においては、人生の中で、これまで一度も受けたことが無い、当院が実施しているような「三種の神器を用いた噛み合わせ検査」を受けてみてはいかがでしょうか?たとえ、運よく受けたことがある人でも、治療中や治療終了後にも、この検査を繰り返し行ってもらったでしょうか?治療前にこの検査を行う意味は、現状把握(悪い噛み合わせがいくつあるか?その程度はどれくらいなのか?)です。しかし、治療中、治療終了後の意味合いは、全く異なります。矯正歯科治療などのように歯列の広範囲に治療が及ぶ場合「噛み合わせ」が確実に変化(悪い噛み合わせが、さらに悪化したりする)しますので、治療中、治療終了後にこの検査を行う意味は「噛み合わせ」のルール:Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンが確実に達成されているかを判断するものです。しかし、皆様の歯科医師が「噛み合わせ」を専門を謳っていても、大量集客のために治療中、治療終了後に三種の神器を用いた噛み合わせ検査を行っていないのであれば、皆様の「噛み合わせ」は、やはり「違和感が無いのが、良い噛み合わせ」にすぎないのです!
これまで、お話してきたように、かみ合わせを作る上で、最も重要なことは、身体の重要な軸の1つである、健康(体幹)に関わる「あごの関節の軸」にかみ合わせを作ることです。なぜなら、あごの関節は噛み合わせの回転中心であり、ドアの軸のように「噛み合わせ」に秩序を与えている存在だからです。しかし、日頃から保険医療機関、矯正歯科専門医療機関で治療を受けている皆様にとっては、「噛み合わせ」を決める際、皆様は自由にカチカチ噛んでいますので、「あごの関節の軸」の閉鎖経路に「わずかに高くぶつかる奥歯」があっても、ぶつかった一瞬で皆様の下あごの歯(噛み合わせ)と下あごの関節は、一体で一緒に前方や左右にズレて「わずかに高くぶつかる奥歯」を簡単に許容し、すべての歯と噛み合うことができてしまうのです。この重要な「あごの関節の軸」が、その閉鎖経路を邪魔する「ぶつかる奥歯」によりズレたり、揺さぶられたりせず、関節ファーストで、すべての歯があごの関節と調和し、同時に同じ強さで接触する噛み合わせを作ることが重要です。
関節の軸の閉鎖経路上に、ぶつかる奥歯がある(クギがある)とその歯は、前歯と関節の中間でシーソーの支点(てこの支点)となって体重の10倍もの暴力的な力が、その歯にかかります。
すると、歯には、染みる、痛む、割れる、歯周病の進行などが生じます。これらは、当然、皆様に違和感が無くても発生し、進行していくのです。また、その奥歯を支点として、前歯は、もっと噛もうとするため、あごの関節が、シーソーのように引き下げられます。食事中は、何回も支点となる奥歯が最初にあたって、シーソー現象を繰り返し、関節を上下に揺さぶります。そのため、あごの関節や下あごについている筋肉に炎症が始まり、開く時痛い、音が鳴る、口が開かないなどの症状に発展します。そのため、快適に噛める「あごの関節の軸」の閉鎖経路上に邪魔するぶつかる歯がなく、すべての歯が同時に均等に噛めることは、歯の長持ち、あごの健康維持につながります。

繰り返しになりますが、保険医療機関や矯正歯科専門医療機関には「噛み合わせ」のルールも検査も無く、皆様が一瞬の「感覚」「違和感のある・なし」だけで「噛み合わせ」を決定しています。当院では、噛み合わせの学問:ナソロジーの提唱したルール:Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンを基に、検査でルールが達成されているかの検証を皆様に「みえる化」して治療を終えています。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では「皆様が自覚できない4つの悪い噛み合わせ」は、これら医療機関の「噛み合わせのゴール」が「違和感が無いことが、良い噛み合わせ」としていますので「違和感として感じる事が出来ない、悪い噛み合わせ」は、そっくりそのまま放置されます。皆様が「違和感さえ無ければ、悪い噛み合わせは無い」と信じているからです。皆様においては「見た目に問題ない、違和感を感じる事も無い奥歯の悪い噛み合わせ」を検査、治療するというモチベーションが全くないかもしれません。しかし、40歳以降には、保険医療機関や矯正歯科専門医療機関が、育てた歯周病と歯の破折により、インプラント治療が待っているかもしれません。
当院の治療において「皆様の自覚できない4つの悪い噛み合わせ」を監視することは時間を要します。「三種の神器を用いた検査」を繰り返し行い、確実にゴールを目指すからです。本物の「噛み合わせ治療」は、治療のゴールを「皆様の感覚」に依存しないため、「検査で根拠を持って良い噛み合わせ」を皆様に「見える化」して証明します。そのため、皆様が、ご自身の健康を真剣に考え始めた40歳以降の後半人生60年を、ご自身の歯だけで快適に、お過ごし頂けるサポートができるかもしれません。かみ合わせの暴力的な力をコントロールして、一生、治療のために歯科に通い続けるという問題解決をできるかもしれません。

治療方法①かみ合わせの調整単独:

これまでお話してきましたように「噛み合わせ」のルール:Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンで最も大切なことは「あごの関節の軸」に「噛み合わせ」を作ることです。そのため、当院の治療は、保険医療機関や矯正歯科専門医療機関のように皆様に自由にカチカチ噛んで「噛み合わせ」を決めたりはしません。皆様が自由にカチカチ噛んでも「あごの関節の軸」では噛むことはできないからです!当院の「噛み合わせ」の決め方は、皆様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」に誘導・閉鎖するので「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔する「わずかに高くぶつかる奥歯」をリアルタイムで発見することができます。そして、健康な歯や被せの噛み合う箇所をわずかに削って調整し「ドアが整然といつも決まった位置に閉じるように」「あごの関節の軸」で皆様の下あごが前方や左右にズレることなく、1点だけで噛めるように調整します。そして、皆様が「あごの関節の軸」で習慣的に噛めるまで、繰り返していきます。保険医療機関や矯正歯科専門医療機関の治療後のように、噛む箇所が2箇所ある、どこでもかめるということがないように治療を行っています。
噛み合わせの調整単独による方法は、三種の神器を用いた噛み合わせ検査で、歯を調整する量が限定的と考えられた場合に行います。また、皆様のご年齢、歯周病の進行度も参考にするでしょう。噛み合わせ矯正歯科治療で自由に1から噛み合わせを再構成できることは、治療に制限が無く理想を追い求めることができます。しかし、皆様のご年齢や歯周病の進行度によっては、歯の移動によって歯周病が悪化する可能性もあるからです。皆様の条件によって、治療を自由に設定することができない場合もあります。基本的に歯を調整する量が、多くなることが予想された場合は、まず、噛み合わせ矯正歯科治療で、歯を調整する量が少なくなるように、矯正による歯の移動を組み入れて治療します。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関の「噛み合わせ」のルール「違和感の無いことが、良い噛み合わせ」を心酔する皆様にとっては「見た目にも問題なく、違和感も無いのに健康な歯を削るなんて!」と思うかもしれません。しかし、それは、間違いです!健康な歯や被せをわずかに調整しなかった代償として、皆様は大切な歯を歯周病や歯の破折により、まるごと失いインプラント治療を受けることになってしまうのです!
次の写真は、噛み合わせ治療中の「噛み合う」箇所と、調整に使用するツールを示します。


歯の噛み合っている部分は、ほんの数ミリの範囲内です。歯の表面全体が噛む面ではありません!そのため、歯の表面全体を調整する必要は無いのです。また、調整するツールも、ダイヤモンドの刃を持たない表面がツルツルした最終段階で磨くツールを使用します。
さて、ここで、健康な歯を削って調整することに対する現在の考え方をお話しします。
まず「噛み合わせ」の目的を再確認しておきましょう。繰り返しになりますが「噛み合わせ」の学問:ナソロジーは、今から1世紀も前からある歴史と伝統のある学問です。この学問は「歯の予防、あごの関節の予防・治療」を目的に始まりました。「噛み合わせ」の力は体重くらいもあるため、この力を適正に分散、配置するために「噛み合わせ」に与えるべきルール、行うべき検査法を教示しています。「悪い噛み合わせ」を残し「噛み合わせ」の力をコントロールできなければ、歯は割れ、歯はグラグラになり、開くとき痛い、音が鳴る、口が開かないという結果を生じます。しかし、ほとんど歯科医師は「噛み合わせ」の学問:ナソロジーを勉強・実践する機会に恵まれず、過去の遺物と考え「噛み合わせ」の重要性を理解していません!これまで半世紀以上に渡り保険医療機関、矯正歯科専門医療機関が、ルールも検査も無く、リーズナブルに皆様の歯科治療の窓口としての役割を果たしてきました。そして「違和感の無いことが、良い噛み合わせ」という世界観が完全に皆様に刷り込まれてしまったと思います。そして、これら医療機関における「歯の予防」は「歯磨き(細菌、プラークのコントロール)ホームケア」だけとなっているのです。しかし、それは、真実ではありません!歯の予防は、本来「歯磨き」+「噛み合わせ:プロフェッショナル・ケア」なのです。「悪い噛み合わせ」とは、ガンや糖尿病、心臓病などのように静かに忍び寄るサイレント・キラーであり、発見には「健康診断」や「人間ドック」のような検査が必要なのです。しかし、これらの医療機関には「噛み合わせ」にルールも検査も無いため、皆様の歯は、明らかな違和感を感じていなかったのに、ある日突然、歯を合わせることさえできない程の痛み、歯茎の腫れなどを引き起こすのです。それは、「噛み合わせ」にルールや検査が無い治療を受けたことの代償のようなものです。そして、気付いた時は、すでに症状は進行しており、後は抜歯になるのを指を咥えて待つだけになります。ルールと検査が無い限り、40歳以降に歯を失うという連鎖は続いていくでしょう。皆様は顎関節症の症状に対しても、口は開かない、開くとき痛い、音が鳴るなどの症状は気になるのに「噛み合わせが悪い」という自覚が全くといっていいほど無いのです!「噛み合わせ」の大家、権威者と呼ばれる人は、現在の保険医療機関、矯正歯科専門医療機関の「噛み合わせ」を信用していません。そして、これら医療機関において、歯科医師はムシ歯以外の理由で歯を削ることがあってはならないと警告しています(ルールも検査もないからです)。大学歯学部の教育も、現行の歯科医療の基準に合わせて行われているため、ルールも検査もない「単に違和感が無いことが、良い噛み合わせ」基準に教育が行われているだけです。そのため、ほとんどの歯科医師は、噛み合わせの学問:ナソロジーの提唱したルールなどに全く関心はありません。インプラント治療に精を出し、ビジネスを勝ち取るだけです。保険医療器機関、矯正歯科専門医療機関は、半世紀以上かけて「違和感が無い事が、良い噛み合わせ」を皆様に刷り込ませているため、皆様も「違和感が無ければ、悪い噛み合わせ」は無いと信じています。この神話は、歯科医師と皆様の両者に「違和感さえ無ければ、この世の中には悪い噛み合わせというものは存在しない!」という勘違いを生み、歯科医師も皆様も「悪い噛み合わせ」に対して完全に無関心になることに成功しました。そして、当院がナソロジーの提唱した「噛み合わせ」のルール:Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンに基づき「あごの関節の軸」で「噛み合わせ」を作るに際し「健康な歯の噛む箇所をわずかに削って調整する必要がある」ことを主張しても、「違和感の無い事が、良い噛み合わせ」の世界に生きる皆様は「はっ、何言ってんの?」と思うかもしれません。皆様にとっては、大量集客向けのルールが、完全に皆様のルールになってしまっているのです。ファストビジネスのルールが、世の中のルールとなってしまったのです。誰も異を唱える者は無く「違和感の無い事が、良い噛み合わせ」の世界で、歯が無くなる恩恵を授かってインプラント治療に精を出す方が、賢い歯科医師と言えます。日本顎関節学会も、ルールも検査も行わない歯科医師が皆様の健康な歯を削ることがないように指導しています。このように、ルールも検査も無い、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関に「噛み合わせ」で期待できることは何もありません。なぜなら、ナソロジーが提唱する「誰にとっても良い噛み合わせ」を作るには、ルールと検査に基づき、根拠を持って「健康な歯の噛む箇所をわずかに削らなければ、噛み合わせの絶対的なルールである「あごの関節の軸」に噛み合わせを作る事はできないからです」。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関が、顎関節症に対してできることは、歯を削らずに済む治療(マウスピース、スプリントなど)による対症療法です。それによって症状が改善するケースもあります(原因である「噛み合わせ」は治療していないため、再発することがある)。また、「悪い噛み合わせ」は、そのまま残っているので、40歳以降に歯周病の進行や、歯の破折で歯を失う可能性もあります。
次に紹介するYouTube(6分)は、三種の神器(フェイスボー、あごの関節の軸で噛み合わせを記録したワックス、咬合器)を使用した噛み合わせ検査の模型分析を基に、顎関節症患者様に噛み合わせの調整単独の治療を施した分析結果を示します。この検査は、当然噛み合わせが重要になりますので、皆様に自由に噛んでもらったりはしません。歯科医師が皆様の下あごに手を添えて「あごの関節の軸」に閉鎖・誘導し、ワックスの3枚の記録を取ります。なぜ、3回(枚)取るかというと「噛み合わせ」がふとした瞬間に前方や左右へズレてしまうことがあるからです。そのため、3回(枚)取って、2枚が一致していれば「あごの関節の軸」で正確に取れたと判断します。検査の段階から慎重を重ね、歯科医師が自分で取った記録さえも過信せず、検証の対象にしています。なぜなら「あごの関節の軸」で正確に噛めることは、皆様の歯とあごの関節、身体のバランスを守る上で、非常に大切だからです!

治療方法②かみ合わせ矯正歯科治療:

この方法は、見た目でわかる口元の悪い歯並びを持つ皆様が概ね対象になります。なぜなら、そのような方の噛み合わせを調整する量は、多くなると経験的に考えているからです。矯正歯科治療+かみ合わせ治療=当院の噛み合わせ矯正歯科治療。噛み合わせをルールと検査を持って作ることは、矯正で歯をきれいに並べるより格段に知識と繊細な技術を必要とします。噛み合わせ治療(噛み合わせを作る)の方が、矯正治療(歯を並べる)より格段に困難な作業になのです。
矯正歯科治療により移動した歯は、通常、最終的な歯の接触にバラツキを生じています。噛んでいる歯もあれば、噛んでいない歯もある状態なのです。矯正歯科治療による歯の移動だけでは「あごの関節の軸」と調和して「すべての歯が同時に、同じ強さで接触する」ことは不可能です!「ドアの軸理論」でいうところのクギのある、わずかに高くぶつかる歯がある状態です。そのため、人が快適に噛める位置「あごの関節の軸」で、すべての歯が同時に同じ強さでバランスよく噛めるようするには「三種の神器を用いた噛み合わせ検査」が不可欠です。そして、検査による根拠に基づいて、わずかに高くぶつかる歯(クギ)を削って調整し除去します。一方、矯正歯科専門医療機関で行う「噛み合わせ」は、ルールも検査も無く、最終的に「噛み合わせ」は、「悪い噛み合わせとは何か?も知らない」「悪い噛み合わせを違和感として感じることもできない」「専門家でもない」皆様が、一瞬の「感覚」「違和感のある・なし」で決定しているのです。繰り返しになりますが、皆様が、自由にカチカチ噛んでも「あごの関節の軸」で正確に噛むことはできません。そのため「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔する「わずかに高くぶつかる奥歯」にぶつかった後、一瞬で下あご(噛み合わせ)が前方や左右にズレて「ぶつかる奥歯」を許容してしまい、すべての歯と噛み合うことができて、この悪い噛み合わせを放置してしまうのです!
三種の神器を用いた噛み合わせ検査を、治療中、治療終了後にも繰り返し行うことは「噛み合わせ」のルール:Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンを確実に達成できたかを常に監視するためです。矯正歯科専門医療機関においては「噛み合わせ」にルールも検査も無いため、健康な歯や被せを調整する際も「皆様に自由にカチカチ噛んでもらった位置を調整している」ので、下あご(噛み合わせ)と一体となっている「あごの関節の軸」が一緒にズレた位置で噛み合わせの調整を行っています。結局「あごの関節の軸」の閉鎖経路を邪魔する「わずかに高くぶつかる奥歯」が放置された状態になっているため、術後、それが原因で顎関節症が発生する可能性があるのです。当院の噛み合わせ矯正歯科治療は、治療そのものが顎関節症の解決になりますので、矯正治療と顎関節症の治療を別個に行う必要はありません。多くの患者様は、矯正治療開始から約半年で、症状が徐々に緩和することが多いです。この治療を行うことにより、あごの関節をズラす、ぶつかる奥歯がなくなるため、その歯にかかっている暴力的な力も働かなくなり、歯の予防もでき、口元も美しくなり、顎関節症も治るので一石三鳥といえます。これから、顎関節症治療、矯正歯科治療、噛み合わせ治療をご検討の方は、是非、ご一考下さい。
2025/3/17
この記事の執筆者:福永 矯正歯科・歯科口腔外科 院長:福永秀一
経歴
1991年 明海大学歯学部卒業
1995年 明海大学歯学部大学院歯学研究科修了:歯学博士の学位取得
1998年 日本歯科麻酔学会認定医取得
1999年 日本口腔外科学会専門医取得
明海大学歯学部口腔外科学第一講座助手
2000年 明海大学歯学部口腔外科学第一講座講師
2002年 羽生総合病院口腔外科部長
2012年 IPSG包括歯科医療研究会VIP会員
2024年 福永 矯正歯科・歯科口腔外科 開設