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歯茎が何度も腫れる、歯がグラグラ、歯周病なぜ、治らない?

保健治療と矯正治療に長年携わってきた還暦に近い健康オタクのベテラン歯科医師が明かす「噛み合わせの真実」

皆様は、歯周病は歯磨きで予防するものと思っていませんか?歯磨き、歯間ブラシ、糸ようじを頑張っている。歯科の定期健診も欠かさず通っている。しかし、定期健診に行く度に、歯周病は、悪化の一途を辿っていることを指摘される。これってどうして?

歯の予防には、歯磨き(細菌、プラークコントロール)+噛み合わせ(力、噛み合わせの力のコントロール)が必要!

皆様は、歯の予防といえば歯磨きを思い浮かべると思います。ライオンやサンスターの歯ブラシや歯磨き粉のコマーシャルをテレビで見る度に、そのイメージが強くなっているかと思います。歯磨きは、ご自宅で簡単にできるホーム・ケアです。しかし、皆様の中には、歯磨きにかなり気を使って頑張っているにも関わらず、歯周病の進行が止まらず、いずれ歯が抜歯になるのを指を咥えて待つしかないと、諦めている方もいらっしゃるかもしれません。皆様は、ご存じないと思いますが、噛み合わせを専門とする当院の立場から申し上げると、歯の予防メニューには、歯磨き、すなわち(細菌、プラークのコントロール)だけではなく、噛み合わせ、すなわち(力、噛み合わせの力のコントロール)があるのです。しかし「噛み合わせ」による歯の予防は、通常、噛み合わせを専門とする歯科医師が、自由診療で行う治療であり、プロフェショナル・ケアとなります。歯磨きによるホーム・ケアだけを実施している皆様にとっては、歯を失う原因は、ご自身の歯磨きが十分でなかった、元々の歯や歯茎の素質が悪い、老化現象と諦めてしまっているのではないでしょうか?なぜなら、皆様の歯科治療の窓口である保険医療機関や矯正歯科専門医療機関において「歯の予防は歯磨き」としか聞いたことが無く、「噛み合わせ」で歯が予防できることなど、今までに一度も聞いたことがないと思ってらしゃるかもしれません。それもそのはず、正確な「噛み合わせ」が、保険医療機関や矯正歯科専門医療機関では行われていないからです。それって、どういう意味なのでしょう?「噛み合わせ」で歯を予防する場合、「噛み合わせ」のルールを検証する検査が必要になります。その実際は、皆様が見たことも聞いたことも無い「三種の神器を使用した噛み合わせ検査」で証明されます。そして「噛み合わせ」は、絶対的なルールである「あごの関節の軸」に歯科医師が、皆様に代わって噛む位置を決めます。保険医療機関や矯正歯科専門医療機関のように、悪い噛み合わせも知らない、気付くこともできない皆様に自由にカチカチ噛んでもらい、検査やルールも無く、単なる「感覚」「違和感のある・なし」で決めてもらったりはしません。皆様は「噛み合わせ」の本格的な治療を未だかつて見たことがないと思います。皆様は、このような話を聞いて「噛み合わせに検査やルールってあるんだ」と思われたかもしれません。また「良い噛み合わせって、違和感のないのが、良い噛み合わせだったんじゃないの」と思われたかもしれません。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では、本格的な「噛み合わせ」の治療は、非常に専門性が高く、時間もかかるため実施することが諦められています。そして、大学歯学部においても「噛み合わせ」に関する教育は十分に行われていません。なぜなら、保険治療では行われないため、役に立たないからです。そして、ほとんどの歯科医師が卒業後、保険医療機関、矯正歯科専門医療機関で働くため、ほとんどの歯科医師にとって完全に「馴染み」が無いの「噛み合わせ」です。
さて、皆様の90%の方は、永久歯が完成した時点で、様々な奥歯の悪い噛み合わせが、組み合わさって存在しているといわれています。しかし、皆様は、通常、違和感を感じること無く生活することができています。悪い噛み合わせとは、そもそも、違和感として自覚しにくいものなのです。また、皆様は、歯科医院で良く聞くやりとり「はい、カチカチ噛んで」「高いです?高くないですか?大丈夫ですね!」を聞いたことがありますか?これは「噛み合わせ」の最終チェックではなく、この簡単なやりとりで、検査もルールも無く「噛み合わせ」のすべてが決まるのです。悪い噛み合わせも知らない、気付くこともできない皆様が、この質問の直後、瞬時に、個人的な直感で「単に違和感のある・なし」で「噛み合わせ」を決定しています。そして、家に帰れば早速、違和感が残っていることに気付いたりすることもあるのです。保険医療機関や矯正歯科専門医療機関では「噛み合わせ」は、歯科医師が決めるものではなく、一般の皆様が、歯の将来さえ左右するその重要な決定を下しているのです。皆様が「噛み合わせ」のルールであり、番人であり、ご主人様なのです。そのため、これらの医療機関では、治療後も90%の方が、違和感の無い状態で「悪い噛み合わせ」を持っています。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関では、悪い噛み合わせも知らない、気付くこともできない皆様が自由にカチカチ噛んで決定した「噛み合わせ」で、歯が予防できるとも考えていませんし、そのような情報も当然ながら発信していません。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関の先生や皆様は、「噛み合わせのゴール」を「違和感の無いことが、良い噛み合わせ」と考えているため、違和感さえ無ければ「悪い噛み合わせ」は無いと考えてしまっているのです。そのため、皆様にとっては、リーズナブルに治療を受けらる一方、治療の質は当然低下します。これら医療機関の歯科医師にとって「噛み合わせのゴール」が「違和感の無いことが、良い噛み合わせ」となっていることは、「噛み合わせ」の専門的な知識や技術を必要とせず、お一人にかかる治療時間も省略でき、治療後の皆様の「噛み合わせ」にまつわる様々な訴えに耳を傾ける必要もありません。そして、奥歯の悪い噛み合わせも知らない、気付くこともできない皆様が、単なる「感覚」で「噛み合わせ」を瞬時に決めてくれるため、多くの皆様を集客することができ、リーズナブルに治療も提供できるのです。しかし、これらの医療機関では、基本的に「噛み合わせ」とは、その程度のものと考えて治療を行っています。皆様が単なる「感覚」で決めてくれた「噛み合わせ」を尊重しなければいけないため、歯周病を進行させるような奥歯の悪い噛み合わせというものは、この世に存在しないという前提で治療を行っています。皆様が「感覚」で決めてくれた「噛み合わせ」に、当たり障りなく治療を続けていきます。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関の歯科医師も、皆様も「違和感さえなければ、何でも良いのです」。「違和感が無いことが、良い噛み合わせ」というゴールは、今の歯科界を支える重要なルールです。そして、多くの国民もそれを信じています。「噛み合わせ」が原因となって、歯周病や歯の破折で歯を失う事や、顎関節症になることは当然のことですが、これらの医療機関では、その原因を「噛み合わせ」として考える事はしません。なぜなら、奥歯の悪い噛み合わせも知らない、気付くこともできない皆様が、せっかく単なる「感覚」で決めてくれた「噛み合わせ」を悪くいう必要はないのです。保険医療機関や矯正歯科専門医療機関では、それを円滑に遂行するために、悪い噛み合わせも知らない、気付くこともできない皆様が「感覚」で「噛み合わせ」を勝手に決めてくれることは非常に重要なことです。そのため、これらの医療機関で歯を失う原因は「噛み合わせ」ではなく、やはり、「皆様の歯磨きが十分でなかった」「元々の歯や歯茎の素質が悪い」「老化現象」ということで良いのです。そして、最終的には、多くの皆様が「噛み合わせ」で歯を失ってくれることによって、やっとインプラント治療や良質な入れ歯を作るチャンスが回ってきます。そのため、噛み合わせのゴールが「違和感が無いことが、良い噛み合わせ」であることや、奥歯の悪い噛み合わせも知らない、気付くこともできない皆様が、単なる「感覚」で「噛み合わせ」を決めてくれることは、これらの医療機関では、非常に、歓迎すべきことです。
当院の指摘する「皆様が自覚できない4つの悪い噛み合わせ」が最も残りやすい治療は、矯正歯科治療です。なぜなら、皆様オリジナルの噛み合わせは、全く残らず、噛み合わせのルールや検査も無く「噛み合わせ」を完全にイニシャライズしてしまうからです。「すべての歯が同時に同じ強さで接触していない」「歯ぎしりすると、ぶつかる奥歯がある」などの「悪い噛み合わせ」は、歯周病を進行させる原因になります。皆様の歯科治療の窓口である保険医療機関や矯正歯科専門医療機関には「噛み合わせ」の検査とルールが無いため、本来の「噛み合わせ」が何かをわかっていません。そのため、保険医療機関では、単なる奥歯の接触と考えていますし、矯正歯科専門医療機関では、口元の悪い歯並びを改善することが、噛み合わせを改善することであると錯覚を与えています。しかし、実際の「噛み合わせ」は、あごの関節との調和を図ることであり、「噛み合わせの良し悪し」は、「あごの関節の状態の良し悪し」を指します。そのため、噛み合わせを構成する歯とあごの関節は、表裏一体であり、悪い噛み合わせでは、毎日、噛めば噛む程、歯とあごの関節の両者をセットで壊していきます。これを調べるためには、専門的な知識や技術、ルールを証明する検査が必要になります。保険医療機関、矯正歯科専門医療機関が「噛み合わせ」を、悪い噛み合わせも知らない、気付くこともできない皆様の「感覚」で決めている限り、悪い噛み合わせは残り続けます。「噛み合わせ」による歯の予防は、噛み合わせを専門とする歯科医師による自由診療におけるプロフェッショナル・ケアです。お一人様に毎回、半日という時間のかかる治療であり、治療前、治療中、治療終了後における「三種の神器を使用した噛み合わせ検査」が「噛み合わせ」のルールを検証するために必須となります。一方「噛み合わせ」を皆様の感覚で決定し、検査やルールの無い保険医療機関において、歯周病専門医の様々な治療を受けたとしても、それは、すべて歯磨き、すなわち(細菌、プラークのコントロール)の観点における予防であり、治療です。わかりやすくいうと、歯の周りの汚れを歯磨き以外の方法で取り除いているだけなのです。それは、日常的には歯石を取ったり、麻酔を使用して深い部分の汚れを取る、時として手術による方法になるかもしれません。しかし、つまるところは、すべて歯磨き、すなわち(細菌、プラークのコントロール)の観点からの治療であり、歯磨きや歯間ブラシが行いやすい環境を作っているだけなのです。これらの医療機関では「噛み合わせ」の力のコントロールによる歯やあごの予防は、完全に抜け落ちています。そのため、噛み合わせに精通する歯科医師なら治療する手段はあるのに、保険医療機関では「噛み合わせ」に検査もルールも無いため「噛み合わせ」の観点から歯周病の予防は行うことはできません。歯磨きを一生懸命やっている方でも、歯周病が進行していくのはそのせいです。これらの医療機関において「噛み合わせ」で進行した歯周病に対して、歯周病専門医のできることはありません。できることといえば、進行して硬い物を噛むこともできなくなったグラグラになった歯周病の歯を、いつまでも抜歯せず、接着剤で固定し続け、口臭の原因を作っているかもしれません。また、歯周病専門医の名に架けて「グラグラの歯をどれだけ長く抜歯をしないで口の中に残すことができた」かという点に、プライドを架けているかもしれません。しかし、歯周病が進行してからでは、仮に「噛み合わせ」で助けることができる歯も、助けることができなくなってしまいます。深い歯周ポケットを指摘された段階で「噛み合わせ」を専門医療機関でチェックすることは、将来、歯がグラグラになって抜け落ちることの予防になります。また、一生涯ご自身の歯で快適に噛むことの助けとなるのです。

歯周病の観点から考えた「噛み合わせ治療」の介入時期

保健治療や矯正治療においては「はい、カチカチ噛んで」「高いですか?高く無いですか?大丈夫ですね!」という、ごく簡単なやりとりで「噛み合わせ」が決まります。この「噛み合わせ」の決定については、検査もルールもありません。皆様は、個人的な感覚で、瞬間的に、直感的に歯科医師から回答を求められます。皆様は「たぶん、違和感ないよな」と自問自答しながら、歯科医師に「噛み合わせの違和感が無い」ことを伝えます。一方で、噛み合わせ検査やルールに従った「噛み合わせ」ではないため、家に帰ると早速「噛み合わせ」に違和感があることに気付くのです。「噛み合わせ」の決定おいて、皆様は最終チェックを求められたわけではなく、「噛み合わせ」の1から10まで単なる皆様の瞬間的な感覚で「噛み合わせ」は、決まるのです。
さて、歯周病の観点から考えた「噛み合わせ治療」の介入時期ですが、歯周病が進行してからでは遅いと考えられます。皆様の「悪い噛み合わせ」の程度にもよりますが、治療の選択肢を考えると「皆様が自覚できない4つの悪い噛み合わせ」すべてに対応できる①当院の「噛み合わせ矯正歯科治療」の介入時期を考えると、もちろん早期であればあるほど合併症発生の可能性は少なくなります。歯磨きや糸ようじの管理がお上手な方であれば、30才以降にできる予防は、もう無いと思います。そのため、30才くらいから、できれば、60才くらいまでの間に歯周病の予防を考えた「噛み合わせ治療」の御検討を頂けると良いと思います。「噛み合わせ矯正歯科治療」が、70代や80代で困難な場合でも②「噛み合わせの調整」を実施することは可能です。