顎関節症・歯列不正
２０代、男性の患者様。顎関節症と歯列不正が認められました。理想のかみ合わせ、「Organic Occlusionオーガニック・オクルージョン」を構築できるように、矯正歯科治療と、ミクロン単位のかみ合わせの調整を併用しました。
| 治療期間 | ３年 |
|---|---|
| 費用 | 240万円 |
来院時のお悩み
左側顎関節に音が鳴り、歯並びを治したいとの訴えで来院されました。。上下の前歯に歯列不正が認められました。
検査結果
咬合機能検査の結果、顎関節症と歯列不正でした。また、かみ合わせを機能的に評価すると、「Organic Occlusionオーガニック・オクルージョン」の２つのルールに則していませんでした。
①顎関節の軸で閉じると、ぶつかる歯がある。
②ルールに従ってしっかり噛み合っていない。
治療内容
小臼歯を抜歯することなく、歯を並べる方法を採用しました。そのため、親知らずは抜歯し大臼歯を全体的に後方に傾斜させて、歯列不正を解消するためのスペースを作り、かみ合わせの平面を整えました。顎関節の軸で、かみ合わせを作り、上下のすべての歯が同時に、同じ強さにで接触するまでかみ合わせを調整しました。その結果、機能的には、左側顎関節の動きが改善しました。
副作用・リスク
矯正歯科治療は、もともと歯が、正常に萌出するスペースのないあごに、歯を並べていきますので、人によっては、歯を覆う骨や歯肉のボリュームが足りず、歯肉が下がったりすることがあります。また、かみ合わせの調整を要する量が多い場合、歯にしみる症状が、一時的に生じる場合があります。
矯正後の結果
かみ合わせの力から、歯とあごを守るために「Organic Occlusionオーガニック・オクルージョン」２つのルールがどのように変化したか？
①顎関節の軸で閉じると、ぶつかる歯がなくなった。。
②ルールに従って奥歯が、しっかり噛み合うようになった。
患者様の声
