食事がつらい。右で噛めない。硬い物を噛まないようにしている。


82歳の女性。一見、歯並びも整っており、問題ないように見えます。15年以上前、保険治療のマウスピースで治療を行いました。しかし、途中で、お見えにならなくなりました。
治療期間 | 1年3か月 |
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費用 | 132万円 |
来院時のお悩み
最近、右の頬の辺りに痛みを感じ、食事がつらく、口も開きずらい事から再度、来院されました。右のあごの関節には、雑音が生じていました。また、あごの関節の調子の悪い右側は、首から肩にかけて凝りと痛みがあり、お顔を右に向けることが困難でした。首の件では、整形外科にも受診し、痛み止め、筋弛緩薬、湿布などを処方されていました。

検査結果
顎関節症の原因として「三種の神器を用いた噛み合わせ検査」で「皆様が自覚できない4つの悪い噛み合わせ」を調べたところ、「Organic Occlusionオーガニック・オクルージョン」のルール、「すべての歯が同時に、同じ強さで接触していない」状態でした。
すべての歯が同時に同じ強さで接触していない!(関節の軸で閉じるとぶつかる奥歯がある)

この2本の奥歯が、てこの支点(シーソーの支点)となって、顎関節を揺さぶっていました!あごの関節との調和が悪い状態が判明しました。「ドアの軸理論」で、いうところのドアにクギが放置されている状態です。
治療内容
Organic Occlusionオーガニック・オクルージョンを確立するために、「すべての歯が同時に、同じ強さで接触する」ようにしました。検査の結果、ご年齢も考慮しましたが、矯正治療を行わなくても歯の調整量は多くならないと考え「噛み合わせの調整単独」で治療させて頂きました。顎関節の軸で、かみ合わせを作り、上下のすべての歯が同時に、同じ強さにで接触するまで、かみ合わせを調整しました。
副作用・リスク
かみ合わせの調整を要する量が多い場合、歯にしみる症状が、生じる場合があります。
矯正後の結果
歯とあごを守るため、皆様が自覚できない悪い噛み合わせ「Organic Occlusionオーガニック・オクルージョン」のたった1つのルールを改善することで、患者様にどのような効果が生じるのか?
治療前後の問診の比較


患者様の声
