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HOME 治療実績 歯科矯正 顎関節症(口が開かない、開くとき痛い)、前歯で噛めない。

顎関節症(口が開かない、開くとき痛い)、前歯で噛めない。

30代、女性、不安障害を抱えた患者様でした。顎関節症の症状に、ご自身の将来に絶望を感じていらっしゃいました。口元の歯列不正のタイプは「開咬」でした。顎関節症を改善するために、患者様が自覚できない4つの悪い噛み合わせを、治療中、「噛み合わせ検査」を繰り返して監視し、「検査による根拠」を基に確実にゴールを目指しました。治療終了後の検査では、「良い噛み合わせ」を「見える化」してお示ししました。「かみ合わせ治療」と「矯正歯科治療」の2つの別個の治療を同時に行い、2倍以上の時間をかけて、患者様に笑顔なって頂きました!

治療期間2年2か月
費用258万円

来院時のお悩み

患者様:31歳、女性。
メインのお悩み:右のあごが痛い、口が開かない、開く時痛い、音がする。
既往歴:不安障害。
経過:大学生位の時から、右顎関節の痛みを感じていた。1年前より症状が悪化し、かかりつけ歯科で軟性、硬性のスプリントを実施したが、症状の改善が少なかった。口も開かないため、紹介来院された。
所見:口の開きは、20mmで、指1本分であった。
診断:顎関節症、開咬。
提案した治療法:噛み合わせ矯正歯科治療

検査結果

顎関節症の原因として「三種の神器を用いた噛み合わせ検査」で「皆様が自覚できない4つの悪い噛み合わせ」を調べたところ、「Organic Occlusionオーガニック・オクルージョン」が3つのルールで則していませんでした!

すべての歯が同時に同じ強さで接触していない!(関節の軸で閉じるとぶつかる歯がある)

この2本の奥歯が、てこの支点(シーソーの支点)となって、顎関節を揺さぶっていた!あごの関節との調和が悪い。ドアの軸理論で、いうところのドアのクギ。

歯ぎしりすると、ぶつかる奥歯がある!

この奥歯が、てこの支点(シーソーの支点)となって、顎関節を揺さぶっていた!(下あごを左に動かした時)。前歯が接触しない噛み合わせのため、前歯が奥歯を守ることができない!(アンテリアガイダンスがない)

奥歯がルールに従ってしっかり噛み合わさっていない!

ルールに従って歯の凹凸がしっかりはまり込むことは、奥歯が前歯とあごの関節を守り、歯に横殴りの力が働かない!

身体の中心から見て歯とあごの配置が左右対称ではない!

もともと、左右のあごの関節の高さの位置に相違があり、右のあごの関節の位置が左より低く、下あごが正面から見て反時計回りに回転していた。

痛みのある関節の骨が変形している!

痛みのある側の関節の骨が、丸みを失って切ったように溶けて吸収している。

前歯が噛んでいない!

開咬のため、当然ですが噛んでいません。噛み合わせは、噛み合わせた模型を裏側から見て、判断するようにしています!

治療内容

小臼歯を抜歯することなく、歯を並べる方法を採用しました。その理由として、舌の置き場所が狭くなるため、舌癖による後戻りの影響を受けやすくなるためです。また、気道の狭小化につながるため睡眠時無呼吸症候群発症の要因を減らすためです。親知らずは、抜歯させて頂き、後退している下あごを前方位に誘導しながら、おも長のお顔の比率のバランスを改善しました。さらに、左に偏位しているオトガイの位置を可及的に対称性を目指しました。顎関節の軸で、かみ合わせを作り、上下のすべての歯が同時に、同じ強さにで接触するまで、かみ合わせを調整しました。その結果、あごの痛みがなくなり、口が大きく開けられるようになりました!

副作用・リスク

矯正歯科治療は、もともと歯が、正常に萌出するスペースのないあごに、歯を並べていきますので、人によっては、歯を覆う骨や歯肉のボリュームが足りず、歯肉が下がったりすることがあります。また、かみ合わせの調整を要する量が多い場合、歯にしみる症状が、生じる場合があります。

矯正後の結果

歯とあごを守るため、皆様が自覚できない悪い噛み合わせ「Organic Occlusionオーガニック・オクルージョン」の4つのルールがどのように変化したか?

すべての歯が同時に同じ強さで接触した!(関節の軸で閉じるとぶつかる歯がない)

歯ぎしりすると、ぶつかる奥歯がない!

奥歯がルールに従ってしっかり噛み合わさっている!

身体の中心から見て歯とあごの配置が左右対称である!

変形している関節の骨が改善された!

治療前後の問診の比較

前歯がしっかり噛んだ!

患者様の声